UVインクジェット
UV INKJET
UVインクを使用して、直接デザインを印刷するプリント加工

特殊なUVインクを使用して、乾燥を光(紫外線)によって迅速に行う印刷です。多種多様な素材への印刷に対応しているため、スマートフォンケースやアクリルへの印刷も可能です。またUVインクジェット機で印刷したアクリルスタンドやキーホルダーなどを、レーザーカット機にてカッティングを行う場合もあります。材料にレーザーを照射し、その部分を溶かしたり蒸発させたりして切り抜きます。
特徴
1.速乾性
UVインクは紫外線を照射すると瞬時に固まるため、通常のインクのように乾燥が不要。
2.高い耐久性/耐水性
UV硬化インクは非常に耐久性が高く、水や日光にさらされてもプリントを維持します。
3.印刷できる素材が多種多様
UVプリンターは他のプリンターでは印刷が難しいアクリルや金属、プラスチック、木材、合皮など多種多様な素材に印刷が可能です。
こんな制作物におすすめ
- 耐久性と機能性を重視するアイテムを作りたいとき
- スマホケースやアクリルスタンドなど、通常の印刷方法では印刷できないアイテムを作りたいとき
印刷工程
- 1.デザインデータの作成
- 印刷したいデザインをデジタルデータとして作成します。通常の印刷デザインと同じように解像度を高く保ち、色を調整してデザインを整えます。
- 2.プリンターの設定
- 印刷する素材(紙、プラスチック、金属、ガラスなど)を印刷機にセットします。UVインクはCMYK(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)の基本色、ホワイト、クリアインクを搭載。
- 3.印刷作業
- デザインデータに基づきインクを素材の表面に噴射します。
- 4.紫外線での硬化
- インクが印刷された後、即座に紫外線(UV)ランプを使ってインクを硬化させます。この紫外線照射により、インクが乾燥(硬化)し、表面に定着します。
- 5.UV乾燥・定着
- UV照射によってインクが完全に乾燥した後、印刷物が完成します。作成アイテムによっては、印刷後カットするためにレーザーカット機を使用します。